順張り(ローリバ)手法

ロールリバーサル(ローリバ)とは

 

ロールリバーサル(Roll Reversal)とは、為替の価格帯に於けるサポート(支持)ラインや
レジスタンス(抵抗)ラインがブレイク(突破)される事により、
各ラインの役割が逆転(サポートラインがレジスタンスになる)する現象です。

 

 

レジスタンスライン、サポ−トラインとは

 

レンジ帯やトレンドの終わりなどで見られる、

 

・これ以上、価格が上がらないライン → レジスタンスライン
・これ以上、価格が下がらないライン → サポートライン

 

となります

 

 

高値や安値を付けた価格がレジスタンス(サポート)ラインになる事が多い一方
高値や安値の表示が無くとも、一定の時間上昇や下落を支えている価格が存在する場合は
同価格がレジサポラインになり得るケースも

ローリバによる順張りエントリー

 

※ チャートは1分足を使用

 

 

上記チャートでは、149.960円で安値を形成
その後、一旦上昇へと反転するも、再度の下落で149.960円の安値を突破

 

ラインブレイク後は、トレンドへと移行するケースが多いものの
どこまで下落するか?が読めない場合、安値掴み(下がりきった所でのローエントリー)に繋がる事が多い

 

そこで、ブレイクした価格が一旦戻り、
再度下落する所をローエントリーで狙う=ローリバになります

 

この際にエントリーポイントとなるのが、直近でブレイクされた価格帯(149.960円付近)となり
同安値を付けた価格のヒゲ先〜ローソク足の実体辺りが、
再度の反転(下落)へと意識される価格帯になります

 

同価格帯まで戻って来た所からの、下がり始めを確認したら
1〜3分でローエントリーを行っていきます

 

 

その際ですが、MACDのヒストグラムで

 

・直近安値の値
・現在のエントリーポイントの値

 

上記2点を確認し、
「直近安値より、現在のMACDの方が下(または同値)に位置している」
こちらを確認した上でエローエントリーする事により
更に高い勝率を期待する事が出来ます。

 

※ MACDの値が低い=下落の勢いが強い事を示唆

 

 

同じくこちらもローリバのエントリー事例となりますが、

 

 

先ほどとは逆、高値をブレイクしてからのエントリーポイントとなります

 

上記では、149.851円で高値を形成
その後一旦の下落に移るも再上昇、前述した高値をブレイク

 

ブレイクした次足が陰線となり、一旦の戻りを見せるものの
ブレイク前の高値となる価格帯がサポートラインとなり、下落をストップ

 

同下落が上昇に切り変わった所を確認し(ハイローを見ると分かりやすい)
次足から1〜3分でのハイエントリーを狙うものとなります

 

 

なおこの際もMACDのヒストグラムを確認し

 

・直近高値の値
・現在のエントリーポイントの値

 

上記2点の比較で、現在のエントリーポイントの方が
高値時よりも高いヒストグラムを形成していることで
より高い勝率を期待する事が出来ます。

ローリバの応用

 

 

上記のケースは150.156円付近で高値を形成
その後、しばらくの間はレンジ帯へ移行し、
150.100円との値幅を行き来しているケースになります

 

同チャートに於いて、安値の点灯は無いものの
何度も反転を繰り返している「150.100円」がサポートラインの役割に

 

 

同価格のレンジをブレイクし、下落に移るものと予想出来ますが
一旦の戻り(上昇)を待つことにより、一層安全なローエントリーが行えます

 

同ケースで待つタイミングとなるのが、
直近でブレイク出来ず、サポートラインを形成していた価格帯(150.100円付近)となり

 

同価格まで戻ってことを確認し、次足より1〜3分でのローエントリーを狙っていきます。

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